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丸太の体積計算方法は、末口(通常細い方)の直径の2乗×長さで計算します。ということは直系の正方形の体積なるわけですから、四すみは空気も体積計算されています。その時点で80%位に成り、製材の時、へたの方も捨てたりしますので実質7割位でしょうか、例えば丸太が10万/㎥としますと、製品価格は14万/㎥となります。今回の丸太は直系80センチでしたので厚さ平均5~6㎝の板で13枚に成りました。
乾燥途中で割れて使えなくなる材を考えますと約半分ですね。5人くらいで丸太を買って、製材に立ち会って乾燥を待ってテーブルにする。時間が掛かりますが楽しいものです。ブログ表紙のテーブルは12年前に買って製材して自分で使いました。(その時は柾目挽きをしっました。その辺は後日詳しくご紹介します)
家具屋さんに材を渡して加工組み立てしてもらいましたので(楕円形)結構高くつきましたが、作ってくれた人も良く知っている人なので気に入ってます。多分、孫子の代まで100年以上は使うでしょうね。それを考えると高くなかったと思っています。
何に使うかどう木取りするかを考えて自分で木を選ぶと楽しみも倍増すると思いますが?如何でしょうか。家を建てるのも同じ理屈と思って仕事をさせていただいております。
また、新材だけでなく、古材を製材しなおしての利用しかたも色々考えますと面白いものです。
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