外壁の仕上げが左官工事の手仕事で凝ってました。お商売をされておられたのでしようが、今は木の細いナグリ格子の柵がガラス戸の前にしてあります。大阪ではこういう家を「しもとや」とよびました。今は死語になってしまったですね。角家ですので屋根の形を入母屋にするとこんな形にせざるをえないですが、大工と屋根屋は苦労したと思いますが、みんな考えて頑張った跡が伺えます。それに引き換え現代の家はちょっと変形したらマッチ箱を並べたような国籍不明のデザインにしてしまっているのは何なんでしょうか?シンプルイズベストという言葉が流行りましたが私はシンプルイズベストとではなくシンプルイズ、思考の手抜きと思いますが如何でしょうか?
左側の三角屋根の4軒はこの家の借家ではないかと思います。デザインの良い悪いは別にして、4軒並ぶと統一感があって町並みは納まりますね。
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