西宮市のT様邸の縁側にすだれを付け終わりました。
滋賀県のタイナカさんという簾屋さんにオーダーしました。高さを決めるのに微妙な感じを何度も庭や、座敷から確認して、簾の長さは40センチにしました。簾の材料は琵琶湖の近江特選葦材にしました。
日差しが縁側の端で何処まで来るか、縁側に立った時、庭を眺める時に目線から上の邪魔な風景(例えば隣の家の、無作為な裏の外観)が見えなくなると庭の眺めがよくなります。雪見障子なども同じように障子の下のガラス部分が額になって庭が絵になります。その時障子の腰板も重要な役目をし、縁側の床を隠してくれます。
その寸法決めは正に和洋問わず、設計の妙です。
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