事務所で木拾いの作業をしていましたらパソコンのプレゼンテーションと積算ソフトの営業マンが来ました。デモで見せて貰いましたが、書いた図面が瞬時に3次元パースで出来上がり、木材の数量も自動で本数がわかります。しかし「手作業は手作業の良さが必ずある」と、信じて営業マンが帰えられた後も、柱1本ずつ本数を数えて作業をしました。そうすることで何が得られるか?第一に図面を良く見ることです。図面を頭の中に入れて仕事に掛かるのと、現場で図面を見ないとものが言えないのでは勝負は決まってしまいます。偉そうなことを言えませんが、コツコツ頑張りましょう。しかしパソコンは便利ですね。
私が1級の建築士の試験で製図で落ちとき、実を言うと携帯の計算機(電卓)を買うのを惜しんだ為に設計課題の部屋数を間違って不合格になり翌年再試験で、もちろん電卓を買って、合格しました。何の話かよく解らなくなりましたが、事務所で社員に良く話す話題です。
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